『般若心経』は、日本では天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・浄土宗など
多くの宗派で用いられているお経です。
日本人に広く親しまれ、仏教のルーツである般若心経は、
仏教の教えに心を向けることで邪念を避けることができるとされております。
般若心経を特殊な加工技術を用い、経文の文字を丁寧に細かく彫刻いたしました。
悟りの境地へ到達すべく経文の中には深遠な“智慧の完成”の神髄が凝縮されています。
般若心経の心を身につけられる彫刻ビーズです。
**菱紋**
両端に描かれている菱文様は菱文様は紀元前より見られ、
正倉院の宝物をはじめ、染織物や木工品などにも見られます。
文様である菱紋は、ヒシの実またはヒシの葉を図案化したものと言われています。
ヒシ(菱)は、菱形で両端に逆向きの2本の鋭いトゲがある
硬い実をつける事から、悪を退散させ、魔を除けるとされています。
材質:柘植
産地:東南アジア
万葉集の時代から、堅く変わらない絆を象徴する縁起物とされており
「もめごとを解きほぐす」という意味合いがこめらえていると伝えられています。
黄褐色の優しい色合いをしており、
ほかの木よりもゆっくりと成長する為、
緻密で割れにくく、耐久性に優れる木だとされています。
それらのことから堅忍 禁欲 冷静などの意味を持つと言われています。